7人が本棚に入れています
本棚に追加
「ん!ん!うんううん!!」
グルグル巻きにされた私は、倉庫の中に入れられた。
『船長が帰って来たらお前の事を決める』
(って、言ってたけど…
てか…待てよ!船長って海賊の船長だよね…あぁーあのお婆さんのせいだ!!)
(だからと言って…お婆さんを今恨んでも何もならないし…私…どうなちゃうの!?)
そんな事を思っていると涙がポロポロと出てきた。
(お母さん…お父さん…私…今まで言えなかったけど…あの時は、イラついてしたの!本当は…嫌いでやった訳じゃないから…私は、お母さんとお父さんの子供で良かったって思っているよ…)
「ウック…ウウウ…」
「やっぱり…泣き顔ってそそるよね…」
(へ?)
顔を上げるとそこには…綺麗な顔の人がいた。
最初のコメントを投稿しよう!