神奈川県横浜市

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 宏介が県庁舎に戻ったのはそれから1時間後のことだった。その途中宏介は地震の爪痕と思われる光景を見た。瓦礫やなんやらで道路が通行できなかったり、水道管が破裂したのか路面は水浸しになっておりあちらこちらで車が立往生しその中にはまだ人が残っており必死に助けを求めてはいるが、だれもが自分のことで手いっぱいなので誰も助けようとはしない。
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