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ある晴れた春の平日。
学生の業務を果たすため、僕は眠っている頭をたたき起こし起床する。
時間は・・・五時三十分・・・。いつもの起床時間だ。
えっ、早くないかって?早起きしないと鍛錬ができないじゃないか。
毎日欠かさず鍛錬!じゃないと鈍っちゃうからねぇ~。
何の鍛錬かって?・・・まったくぅ~、タイトル見てないの?
・・・もちろんっ・・・
剣だよ!! →×魔法
魔法学園に通ってる僕がわざわざ早起きして剣の稽古なんて、・・・それは多少、読者の目が青いのも理解できるさ。
でも小さい頃から続けてるから、僕の日課なんだよぉ~。魔法も練習しないとだって分かってるさ。
でも、今の僕の取柄はこの剣だけなんだ。
絶対失くせない唯一の、と・り・え!
だから今日も刀を振るう!例え、誰かに笑われようとも!
「ふぁああ~・・・ん・・・なんだミオ・・・また剣の鍛錬かぁ?精がでるなぁ。もっとも、おまえの取柄は剣だけだもんな。
じゃあ今日も頑張れよ~・・・」
・・・例え・・・ルームメイトにバカにされても・・・
・・・はぁ・・・・・・。僕・・・この学園生活やっていけるのかなぁ・・・。
僕は青空を見上げて不安げに、そう呟いた。
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