いざ故郷へ

4/8
前へ
/8ページ
次へ
健司「薫!!」 薫「健司…!」 その時どよめくクラスメートから一人歩み寄ってきた 黒河健司である 彼は唯一無二の親友にして気軽に話せる人だ 健司「薫お前今までどこ行ってたんだ!!心配したんだぞ!」 薫「ご、ごめん」 先生「本当だ、警察を使ったのに行方知れず、さあ答えてもらおう、今まで一体どこに……」 とその言葉を 紫「その謎は決して分かるはずもない、理解出来るはずもないわ」 先生の台詞を遮ると共に扉を開ける すると一層クラスメートのどよめきが大きくなる 薫「ゆ、紫さん!なんで来てるんですか!」 紫「勿論薫の警護の為よ、現実世界が安全とも限らないし」 薫「…はぁ……」 盛大な溜め息をついたと同時にある事に気づく クラスメートのみんなが紫さんを好奇な眼差しで見ているからだ クラスメート「な、なぁあれすごくない?」 クラスメート「ああ、金髪で派手だけど美人だし何より胸が……」 クラスメート「あんなのが西行寺の知り合いだなんてな……羨ましいぜ」
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

175人が本棚に入れています
本棚に追加