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健司「薫!!」
薫「健司…!」
その時どよめくクラスメートから一人歩み寄ってきた
黒河健司である
彼は唯一無二の親友にして気軽に話せる人だ
健司「薫お前今までどこ行ってたんだ!!心配したんだぞ!」
薫「ご、ごめん」
先生「本当だ、警察を使ったのに行方知れず、さあ答えてもらおう、今まで一体どこに……」
とその言葉を
紫「その謎は決して分かるはずもない、理解出来るはずもないわ」
先生の台詞を遮ると共に扉を開ける
すると一層クラスメートのどよめきが大きくなる
薫「ゆ、紫さん!なんで来てるんですか!」
紫「勿論薫の警護の為よ、現実世界が安全とも限らないし」
薫「…はぁ……」
盛大な溜め息をついたと同時にある事に気づく
クラスメートのみんなが紫さんを好奇な眼差しで見ているからだ
クラスメート「な、なぁあれすごくない?」
クラスメート「ああ、金髪で派手だけど美人だし何より胸が……」
クラスメート「あんなのが西行寺の知り合いだなんてな……羨ましいぜ」
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