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その桜の前で一人寝ている少年がいる。
今年この夢見学園に入学する早川徹ハヤカワトオルだ。
小年が寝ているそばを一人の少女が通る。
この少女も夢見学園に入学する柴田初音シバタハツネだ。
初音は徹にきずくと徹をじっと見つめた。
そして徹の瞳が次第に開いていく。
徹は目を開けると初音と目が合い、びっくりして桜の木に頭をぶつけた。
徹「いっっって~~~」
初音「だ、大丈夫!?」
徹「大丈夫だよ。ありがとう。」
徹は初音の全体像をみた。徹はどきっとした。
身長155センチくらい
顔は派手でもなく地味でもない顔
そう徹のタイプに近かったのだ。
徹「あ、俺ここに入学する早川徹。よろしく。」
初音「私もここに入学する柴田初音です。よろしく。」
徹「・・・」
ここで徹の悪い癖がでてしまった。
口下手なのである。
なので、彼女も生まれてからはや15年一人もいないのだ..
初音「早川くん?」
徹「あ...クラス発表でも見に行く?昇降口に張りだされてたよ。」
初音「あ、じゃあ見にいこ♪」
と言って初音は徹の手をとり昇降口に向かった。
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