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そこから全力で走り、チャイムがなるとほぼ同時に一番近くのクラスへ滑りこんだ。
初音「...ハァハァ...セ、セーフ...」
腕時計を見ながら初音がいう。
徹「...ハァハァ...セ、セーフ...か?クラス見てきてないし。」
初音「あ...忘れてた。」
そうした会話をしているうちに先生らしき男の声が聞こえてきて、顔をあげた。
田中先生「おい。早川と柴田2人とも仲良く手をつないで遅刻か?」
そこには22、3歳だと思われるメガネをかけた男が立っていた。
徹、初音「え!?...わ、わぁ」
クラスから笑いがどっとわく。
田中先生「よーし!おまえら遅刻だから、手をつないで後ろにたっとけ!」
徹、初音「え、えー!?」
またクラスがどっとわく。
田中先生「とっとと行け!」
徹と初音はしぶしぶ指示にしたがった。
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