西浦高校

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やっと、校長のなが―――――――――いお話が終了した。と言うわけで…集会終了! みんなが、ゾロゾロと出口に向かって歩いていく。こんなんをアリがみたら「お前ら綺麗に並べや!」とツッコミをいれられそうなほど、グタグタな列が沢山出来ていた。 私は、担任に話を聞かされた。 私は、9組で水谷っていう7組の人が案内役目をしてくれるそうなので、職員室で彼を待っている。 水谷っていう奴は確か、昨日の野球にもいたよぅな…。まさかね、だって彼ら疑い難いし、やりづらいんだよね…。昔の私の過去をえぐられてるような気がしてさ。 昔の私の過去?気にしないでね。 そう考えていると後ろから、ツンツンと肩をつつかれた。後ろを振り向くと、そこには… 昨日の水谷だった…。 真心のセンスが3落ちた! ドラ●●か!! 閑話休題。 水谷「倉山さんだよね?昨日の…。」 「うん。水谷君…だよね?」 水谷「………………グスッ。」 「ちょっ!!なんで泣いてんの!?」 水谷「久しぶりに水谷って呼ばれて…つい。」 あぁ―、『クソレ』っていうのが水谷のあだ名だったな。本人は、あんまし、好きじゃないんだ。ドンマイ。 まぁ、話す話題もなく、水谷の後ろを着いていくこの私。ってか、7組の子が9組に連れていくんだ? おかしくね?気になったので質問ターイム☆…今の私のテンションおかしいかも…。 「なんで水谷君が迎えにきたの?」 水谷「え?あぁ。西浦では、転校生を案内する委員があるんだよ。その委員会に一年が俺しか、いないから。」 「なるほど…。」 結構、納得した。イヤほんとに。そうこうしてる内に9組に着いたようだ。水谷は、帰って行ったとき、9組の扉が開いた。ほけ―と、している私を中にいる先生が手招きしてきた。 入室。 先生「え―。改めて、転校生の倉山さんです。みんな、仲良くね。倉山さんは…席…あそこね。」 指示した先はなんと、三橋様様と泉様様の間。極め付けに、前が田島様様だ!一番後ろだから、逃げ場ないよ! 私は、席に着くなり自分を呪った。 あ…私、やってけるかな…? 三橋「そ、んなに、…この、席、…嫌?」 あ…顔に出てたみたい。失態だ。 「ううん。そんな事をないよ。まさか、三橋君が隣なんて、ビックリしてさ。」 誤魔化しは成功だ。ストライク!…意味、違ってるよな…。 泉「え―。三橋だけ―。俺は―?」
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