35人が本棚に入れています
本棚に追加
皆とさよならして、三橋と帰っていた。三橋とはまだ同じ道らしい。別に先に帰ってもいいと、遠慮形の皮作りを使う三橋だが、ここで引いては皮作りの名が廃る。そんな名なんて、存在しないんだけど…。
という訳で、三橋とコンビニによって、私はジュースを、三橋は、アイスを買って、歩いていた。少し気になって三橋に質問をした。
「いつも、あの子達と遊んでいるの?」
三橋「え、うん…。すごく、たの…しい!…。」
「へぇ…。」
納得して(納得したのか?)、ジュースを一口。あぁ―ジュースが体の中を伝う。すると、三橋は私に、向かってこんな事を言い出したんだ…。
三橋「ま、た…遊ぼ、う……ね!!」
「………ッ」
そんな笑顔で言わないで欲しい。そんな聡明な瞳で訴えないで欲しい。あの頃に逆戻りしてしまいそうで………。そんな不安な表情を隠し、名一杯の笑顔で(皮作り用)うん!と言った。
あの角を曲がると、私の家、少し住宅地から離れており、家の近くには、森と隣に一軒家が建ってあるだけ、誰の家か私はまだ知らない。
また、三橋が話してきた。
三橋「オレ、ここ……ま、がる…から…バイ、バイ…。」
その曲がる先は私と同じ…まさか、ねぇ。こんなことってある!?
「私もここ曲がる。」
三橋「……………」
私「………………」
「「これからも、よろしくお願いします……。」」
おとなりさん。
なんて………
最初のコメントを投稿しよう!