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「よっ陽斗」
「おっせ~よ」
中学からのダチの
相川洋介と雅龍太郎が入ってきた
陽斗は洋介と龍太郎の腹に軽くパンチを入れた
「っで昨日の合コンはどうだったんだよ?」
「洋介の野郎いきなりアドレス教えてくれって頼んで完全に引かれてた」
「バカだろっ!女ぐらい落とせねぇで、何が市高のディカプリオだ」
「じゃあ陽斗は女落とせんのかよ?」
洋介が不満そうに言った
「もちろん!簡単だよ、オレにかかればそこら辺の女イチコロだっつーの!」
「じゃ今度、東高の女の子と合コンなっ」
「あっオレ合コンとか嫌いなんだよ…。無理」
「なんだよそれ、さっきオレにかかればイチコロだぁって言ってたくせに」
「能ある鷹は爪を隠すってことわざ知ってるか?オレはいざというときにしか自分の才能使わないの!お前じゃないから…」
と嫌味に言う
「この野郎!」
と洋介が陽斗とじゃれあう
「そういえば昨日お前何してた?」
龍太郎が言う
陽斗は洋介を引き離し
「あっ…ごめん。昨日は母さんの命日で、墓参り行ってた」
「そっか…もう4年になるんだなぁ」
「あぁ、」
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