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翌日
ユカは陽斗達のいる屋上へ向かった
「あっあの…」
「おいっ陽斗誰か来たぞ」
龍太郎言う
「えっ?」
振り向くと昨日の彼女がいた
「またお前か…。何のよう?」
「あっ昨日はありがとうございました。それとこのネックレス…」
ユカが陽斗に渡す
「あっ…これオレの…」
「良かった。あなたのだったんですね」
ユカが笑顔を見せる
「おいっ陽斗、この女の子知り合いかっ?」
「あっ昨日助けてもらったんです。私が男に絡まれてる所を」
「おっ陽斗めずらしいじゃん、女の子助けるなんて」
「別にめずらしくねぇし…」
「はるとさんって言うんですか?」
「そうだけど…。何で?」
「いやっピックに…書いてあったんで…」
「あぁ…。てかさぁお前…何で屋上で泣いてたんだ…」
陽斗は外に視線を移した
ユカは少し恥ずかしげに
「好きな人にフラれちゃって…」
「そんぐらいで泣くなよ…。お前、オレと会う時はいつも泣いてるじゃん」
「そうかな…あっでも私と会う時はいつも怒ってます!」
「はぁ怒ってねぇし…。オレはこういう性格なの!」
「へぇ。分かりました。あっ私これで失礼します」
「おいっ…お前名前何て言うんだよ」
「ユカです。鈴村ユカ、それじゃ」
ユカは笑顔でそう答えた
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