第一章 ファーストコンタクト

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父は2012災害が起こる前は、世界を回って工業用特殊スプリングを販売していたらしく、海外の事情に関しては詳しかった。 私もその時は、興味が無かった事もあり、そんなに詳しくは聞いていなかった。 けれども、父が熱心に“日本“の素晴らしさを語る姿は、とても晴々としていた事は記憶に深く刻まれていた。
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