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霹暦二千九年四月四日 超大国ヤマトトーキョーシティ空ヶ原区。
満開の青空にさらされダイヤモンドが散りばめられた如く光を放つ草が、心地よい春の匂いがする風に誘われて揺らぐ土手。
隣に流れる川は気持ちが晴れるようだ、それぐらい澄んでる。
ここをこの区の高校の一つである空ヶ原普通高校の通学路として利用している生徒は少ない。
学校から離れている。と言う点もあるが、と言うことは学校近辺に駅があり、学校から離れた位置に通う生徒は電車に乗れば良いのだ。
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