日常

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「真央」 優しく呼びかける声に 目を覚ました。 「おはよう」 私に腕枕をしてくれている彼は爽やかに笑うと、挨拶をした。 「…今何時?」 挨拶を無視し、携帯をのぞくと 08:54 と表示されていた。 「真央が聞くから、俺が確認しようと思ったのに…自分でみるなよ(笑)」 彼が苦笑いをして言った。 困ったような顔があんまりにもかわいかったので、もう少し困らせてやりたくなった。 朝日が優しく私たちを包んでくれている。 穏やかな 気持ちでいられる。
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