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世界にはまだ見つけられていない国があった
その国には年中霧で覆われ国の外の者は入る事すらできなかった
その国を守っているのが四精霊と呼ばれる精霊達である
もちろん四精霊以外にも精霊はいる
だが、年々何故か精霊の数が激減していて気候は狂い地は荒れ果てていった
何故…?
その国に住んでいる者全ては思った
まさか…政府が?
それともギルドが?
はたまた他の組織が?
何もわからないまま時が過ぎた
だがある時"アレ"が永年の眠りから覚めた
永年の眠りから覚めた"アレ"は自分の運命を悟り運命の為に力を使うであろう…
[ティオーラ歴史書]第一話より
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