第一輪 薔薇の少女

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顎まである茶色い髪靡かせTシャツと長ズボンを着た少年がある村へ続く道を歩いていた 「確か…この辺でしたっけ?」 少年は辺りを見回すと鞄の中から白色の毛並みに狐の様な顔、猫の尻尾が生えた小動物が顔を出す その小動物の首には水色の石が首から下げてある 「あっちに人の臭いがするよ」 小動物は辺りの臭いを嗅ぎ村がある方を指差した 「ありがとうございます」 少年は動物にニコッと笑うと動物が指差した方向に歩き出した  
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