第一輪 薔薇の少女

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テクトは村長の家の扉をノックすると入りなさい…と老人の声が聞こえた テクトは扉を開けアイルの手を引きながら中に入った まず中に入って見えたのは椅子に座った老人とその隣にたっている女性だった 次に目に入るのは少し豪華な調度品 狩りで取ったであろう鹿の頭、壁に貼られている地図が数枚 その他にもいろいろあったがその前に挨拶をしないといけないので老人に向き直った              スピリットティアー 「お初にお目にかかります、精霊の涙から来ました アイル・セイティスです」 アイルはお辞儀をしながら言うと老人は固くならなくて良いと言った アイルは顔を上げ老人を見た 「ワシはこの村の村長じゃ」 村長はにこやかに笑いながら言う 「さて…この村に来た用事はなんじゃ」 本題に入ってきたのでアイルは先程テクトに言った事を話した  
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