~狂気の力VS真紅眼~

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    たった一枚のカードでフランと魔理沙の形勢が逆転した。 どんなに自分が有利な状況でもひっくり返る、中にはそんなカードも存在する。     「ミラフォ……それ一枚でこうなっちまうんだよねぇ。それゆえに制限カードな訳だが」 「ん?制限カードって」     疑問符を浮かべる霊夢に魔理沙は本当にルールを教えたのだろうか?若干不安だな。     「同じ名前のカードは三枚まで組み込めるが、あまりにも強いカードを三枚も組み込めば勝負がつまらないだろ?だから存在するのが禁止、制限、準制限だ」 「確かに、妹様が使ったあんなカードが三枚もあるならうかつに攻撃も出来ないわね」     霊夢は少し考えて見れば頭上の電球マークが浮かび上がるような表情を見せ手のひらを叩く。     「そういえば魔理沙も同じ様な事言ってたけど長かったから聞くの辞めたんだったわ」 「おいコラ」     ため息を付き魔理沙を見るが、任せたZE☆と言いたげな表情を返してきやがった。あの野郎……     「……まぁ、言うならば禁止はその名の通り禁止カード。昔の573は適当だったからな、テキストも曖昧で無茶苦茶なカードがあったからそうゆうのは基本的に禁止カードだ」 「じゃあ私が入れようとしてる《サンダーボルト》や《ブラックホール》は……」 「もちろん禁止だ」     《サンダーボルト》 魔法カード 相手フィールド上のモンスターを全て破壊する。 《ブラックホール》 魔法カード フィールドのモンスターを全て破壊する。     「こんな効果じゃそりゃ禁止って言われるわね」 「霊夢はまずそうゆうリストがあるから見とけ。そんで制限は一枚まで、準制限はデッキに二枚まで入れれるって事だ。ちなみにフランがさっき使ったミラフォは制限だからな」
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