第一話

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元治元年 「悠輝。お茶持ってきて」 昼下がりの新撰組屯所。 沖田総司の部屋に二人の人影。 一人は、この部屋の主である沖田総司 もう一人は・・・ 「それくらい自分で用意してくださいよ。」 ため息をつきながら答える少年の名前は 藤村悠輝。 沖田総司の右腕として新撰組に身をおいている。 漆黒の髪を一つに結っている どこか幼さの残る少年だ。
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