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構えていた刀を下ろし
ゆっくりと三人の下へと歩き出す
その時
「駄目だよ。悠姫…裏切り者は
消さなくちゃ」
目の前に紅が飛び散る
ゆっくりと藤堂の体が力を失い倒れていった
そんな彼の体を悠輝はそっと抱きとめる
「へい…すけ…?」
「おい!!平助!!」
「めぇあけろ!!」
手の中で息絶えた
藤堂の名を呼ぶ
返事は返ってこない
「久しぶりだね。悠姫」
懐かしい声が聞こえ
ゆっくりと視線を向けると
そこには
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