第三十ニ話

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拝啓 藤村悠姫様 君がこの手紙を手にするとき 僕はもうこの世界にはいないでしょう 独りにしてしまってごめんね 君はいつだって僕を独りにしなかったのに 僕は結局君を独りにしてしまう 許してとは言わない けど、もしまたこの世界のどこかで出会えるのなら 今度は絶対君を独りにはしない 有難う悠姫 ずっと傍にいてくれて   愛してるよ   沖田総司
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