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私には、三年前から付き合っている彼がいる……名前は……
佐伯一夜(いちや)
一方的に大好きだった私は、思いを募らせて一夜先輩に告白した……答えは「Yes」余りの嬉しさに抱き付いたら先輩は、私を強く抱き締めてくれた……
だが、こんな関係もたったの2年……原因は、先輩の裏切りだった………
いつものように、屋上でお昼を過ごしていた……
「一夜先~輩っ!」
「なんだ絵里那か?どうしたんだよ」
「先輩この頃可笑しい」
後ろから抱き付く私……
「ちょっと!私の一夜に触らないで!!」
私に反発するこの者こそが二人の中をバラバラにした張本人………渚(なぎさ)だ……
「渚ちゃん」
「変な呼び方しないで!気持ち悪い!あんた何様?」
「渚ちゃんそこまで言うのはいけないよ……て言うか、これ以上口開いたら許さないから?」
「なっ何よ!」
一夜先輩は、身体中から黒いオーラを出している……それが怖いのか黙ってしまった……
「この泥棒猫!」
そう言って、屋上を出て行った……
私は、まだ知らなかった……もうすでに2人の関係はヤバいことになっているのを……
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