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俺は格好いい……
我ながら実感する。
撮影が終わり、部屋に戻った。
ぴっ
『あんたより、安田一樹のほうが格好いいんだから!』
いきなり俺の耳に飛び込んできた……
「こいつ……」
ガチャッ
「央司っ!次ファンクで撮影………って央司?」
俺の顔をのぞき込むマネージャーの山田……
「悠平……こいつみたことあるよな?」
「珍しいらしいじゃん?央司が女に興味持つとか……そりゃ~この前生放送のカメラに向かって『新木央司なんて大ッキライだー!』って叫んでたじゃん………」
「やっぱりな!見たことある顔だともったぜ!……こいつ俺の女にする。」
気にいらねぇ……この俺様をあのへんてこ一樹と比べやがって……
「クスッ……仕返ししてメロメロにしてやる……」
そう言って、車に乗り込んだ………
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