雨の章

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  「ふふ、大丈夫です。雨そのものが私の味方ですから、濡れることないんです。…あなたもやろうと思えばできますよ?」   「え…!?いやいや、できないよ!そんなこと聞いたこともないし!」     「…まだ知らないだけです。いずれできるようになっていただきますから。」   …いずれ? 何を言ってるんだ…、この女性は…!?     「…いまさらですけど、あなたはいったい何者、ですか?…普通の人じゃないですよね…?」    そう言うと彼女は話し始めた。 
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