あとがき

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   本作品の執筆を開始したのは平成二十三年の四月中頃(曖昧)。完結したのが平成二十四の八月初頭。 軽く一年が過ぎる程、鈍行なペースで(仕事の合間に少しずつ)執筆し続けたこの作品も無事に一段落付けられた事へ、自身に労いの言葉を送ろうと思う乙彼ー(某特撮調)  そして小生(クリエイターとしての便宜上、自身の事をそう呼んでいる)等……黒月企画の身勝手な我儘へ、最後まで付き合って下さった読者様に、感謝の言葉を申し上げさせて戴きます。 誠に有り難うございました。(あとがきから読んじゃう派の方々にも同じく、本作品を手に取って戴けて心依り感謝致します)  この作品……冥府魔導伝奇の原案も今(平成二十四年当時)から四年前に上がっており、試行錯誤を繰り返した末に、現在の物語へと落ち着きました。  最初期の設定ではナオが二重人格者で、更に魔導対策機関の一員であったり。 最終稿まで神宮寺マリアという人物が存在しなかったり。 初期稿ではキルケが主人公だったり。 五稜家の従者がサブナック、アンドラス、ゴモリーの他、もう一名存在したり。  作品タイトルも、作風の変化に応じて、二転三転として行きましたが、これについては今更触れる迄も無いです。  ……何はともあれ。逢魔の節を完成させられて小生も安堵しております。 まだ完全完結には遠い位置なので、まだまだ執筆は終わらないのですが……。 さ、続きまして次回作の話に移ります。 ≪冥府魔導伝奇 逢魔の節≫は所謂プロローグ、導入部に過ぎず、物語は≪冥府魔導伝奇 狭義の節≫へと続きます。 (一定の間隔で一区切りを付け、別の作品に繋いでいく連作小説の様なスタンスを採用している) 竜頭蛇尾に生らぬ様、尽力して参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。  長くなりましたが、≪冥府魔導伝奇 逢魔の節≫ 最後までお楽しみ戴き有り難うございました。 機会があれば、別の作品で御逢いしましょう。 さようなら。 平成二十六年 二月二日。二度目の加筆修正分。 ≪黒月企画代表 黒月カイトより≫  
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