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「…もうこんな時間か……」
仕事が終わって時計を見ると夜の11時を回っていた。
「碧に怒られるかな……」
智行は碧のことを思い浮かべて微笑む。
智行にとって碧は一番大切な人なのだ。
「社長、お車の用意が………社長[?]」
秘書が智行に声をかける。
「…あ[?]…あぁ分かったすぐ行く。」
智行は我に返ると返事をした。
『…碧はもう寝たかな…』
智行は携帯を取り出してはみたが迷った末に掛けるのをやめた。
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