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 「申し訳ございません……習慣になっておりまして…」  執事は丁寧に謝る。  「ハハハッ…そうだな俺が子供の頃からそう言う口調だったな。もう休んでいいぞ。」  智行は執事にそう言うと自分の部屋に向かった。 …………………………………………………  『智行の声が聞きたいな……』  碧はベッドの中で鳴らない携帯を見つめながら悶々としていた。  「………………掛けちゃおうかな…[?]」  碧は呟くと携帯の番号を押した。
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