第23章

92/109
前へ
/1361ページ
次へ
「それより梨紗が今1番望んでいるのは愛来と山口の結婚だと思う。本当は去年に式を挙げて入籍しようとしていたんだろ?梨紗が亡くなってずっと延ばしているだろ?もう良いんじゃないか?」 さっきと違い笑顔で俊は言ってくれた。 梨紗が亡くなる前の日にみんなに婚約パーティーをしてもらい梨紗が生きていたら今頃は私とタカは夫婦でいたかもしれない。 梨紗が亡くなり私とタカは二人で考えみんなの気持ちが整理がつくまで式は延ばそうって決めていたの。 「俊・・・良いのか?」 一番梨紗の身近な俊に聞いたタカ。 「俺は良いぜ。このドレスも早く着てもらいたいし。まぁ二人がまだ結婚するきがあるならの事だけどな!」 俊に言われ私とタカはお互いに顏を見合わせた。 すると耳まで真っ赤になったタカ。 そして私もタコのように真っ赤になった顏。 そんな私達を見ていた俊。 「ハッハハ♪お前ら変わんないな。もう何年付き合っているんだ?なのにまだそんな純粋で逆に凄いな!その様子だと結婚したいみたいだな」 俊に笑われもっと赤面した私達…
/1361ページ

最初のコメントを投稿しよう!

298人が本棚に入れています
本棚に追加