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地下鉄駅に向かいながら歩いている途中にタカが聞いてきた。
「なぁ、話したい事ってなんだ?」
「それが結婚式の事何だけど…」
友達がいない事をなかなら言えない私。
「もしかして結婚式取り止めようとか?」
タカは立ち止まり真剣な眼差しで聞いてきた。
「えっ!?違うよ!タカとは結婚したい!だけど・・・」
「だけど何?もしかしてまだ梨紗ちゃんの事を思って?」
「ううん、梨紗と幸が着たウェディングドレスにこっそりと私のためにデザインしてお色直しにって用意してくれた梨紗が私へをドレスを着たい」
「なら何故そんなに結婚式の事で困っているんだ?」
ここは正直に言うしかないよね…
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