第23章

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後は当日にきちんとヘアスタイルをセットしてもらいメイクもプロの人にやってもらうだけ♪ 素敵な結婚式になると良いなぁ♪ その後、お母さん達と別れタカと2人で街に来た。 「愛来はどんな指輪が良い?」 嬉しそうに聞いてきたタカ。 そう、これから私達は結婚指輪を買いに行くの♪ 「ん~今ってどんなのが流行っているのかな?でもタカと同じものでこれからずっと身に付けている指輪だから2人で気に入ったのが良いな♪」 私はタカと繋いでいた手を上にあげてタカの指を見ながら言った。 「そうだな。今日1日で決まらない予感がするのは俺だけか?」 「えっ?どういう事?」 「愛来の事だから『どれも可愛い♪』とか言ってなかなか決まらないかと思って」 私をちゃかすように冗談ぽく言ってきたタカ。 でもタカの言った言葉は図星だった。 きっと目移りしてなかなか決まらないかも!って自分でも気づいていたの。 「ははっ♪」 私は苦笑いでタカの顏を見た。
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