第23章

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私は自分の部屋に入りすぐにタカへメールを送ろうとした。 こういう時はメールより電話で言った方が良いかな… 家が近いし直接会って言った方が良いかな… あーどうしよう! ただ時間だけが過ぎていく。 私はタカへ電話をした。 プルル♪ 呼び出しの音は鳴っているのになかなか出てくれないタカ。 私が切ろうとした時、 「もしもし」 とタカが出た。 まだ不機嫌そうな声だった。 「タカ?今大丈夫?」 「あぁ」 「ちょっと話したい事があるから今から少し会えない?」 「別に良いけど」 いつもの返事と違い冷たい感じがしたけれど私はタカと会う事にした。 「なら今からいつもの公園で待っているね」 「あぁわかった」 そして電話を切り私は急いで公園に行った。 急いで来たからタカはまだ来ていない。 私はいつものブランコに座りながらタカが着たらどう話したら良いのか考えていた。
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