危機

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「なんとか間に合いましたね。」 とヒールの声の主、優梨のキャラが微笑んだ。 「うん、ギリギリだったねぇ~。」 裕太のキャラがニコニコと笑顔。 「遅いと思って来てみれば、コレだもん。 何やってんだか。」 「拓海、突撃しすぎ。」 と、舞と華織から突っ込まれる。 どうやら予想以上に時間がかかってしまい、心配で首都からこちらに向かって来てくれたらしい。 「つい、いつもの癖で突撃しちまった。 みんなホンマ助かったわ。」 と、拓海のキャラが笑う。 「助かったよ。 みんなありがとう。」 と、オレもキャラでお辞儀した。 そしてパーティを組み、首都へ向かった。 首都までの道中拓海が舞からボロクソにけなされていたのは、言うまでもない。
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