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十円玉は表を向いていた。
「表かよ!」
光鬼は表だと分かったらすぐに、十円玉をしまい車にエンジンをかけた。
ホテルは10km程先にあった。普通のホテルだと高いのでビジネスホテルにしたためか、遠くになってしまったのだ。
部屋は12畳くらいの広さで、真ん中にベッドが二つある。
光鬼はベッドに飛び込んだ。
光鬼はそのまま、スヤスヤ寝てしまった。
「もう寝たのかよ」
真はハァ~とため息を吐き、殺人鬼の担当だった刑事にアポをとった。
ピッと電話切り、真は自分のノートパソコンを取り出しカタカタとキーボードを打つ。
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