23人が本棚に入れています
本棚に追加
/244ページ
それから、数十分後真はノートパソコンを閉じ、ベッドについた。
光鬼は、目を覚ました。ふと、隣のベッドを見る。
真がいない……
慌てて、光鬼は部屋中を見た。
「起きてたのかよ」
「あぁ」
真はテーブルに置いてある、自前のノートパソコンのキーボードに文字を打ちながら、光鬼に言った。
光鬼は安堵の息を吐き、壁に掛けてある時計を見る。
「まだ、7時かよ。何時に起きた?」
光鬼は欠伸をしながら、真に聞いた。
「あ~、5時だ」
「おやおや、今日も早起きですね」
真をからかった。
だが、いつものことなので真は気にせず、光鬼にノートパソコンの画面を見せる。
最初のコメントを投稿しよう!