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着いた場所は、家に入りきらなくなった物などを預けられる、コンテナである。
「なんか預けたのか?」
真は周りを見て、当然の質問は光鬼にぶつける。
「今の装備じゃ、悪霊を倒せねぇ。だから、武器を調達にな」
コンテナの鍵穴に鍵を挿し込み、開ける。
中には銃、ナイフ、札、蛮刀などたくさんの種類の武器が雑に置かれていた。
「すげぇ、いつ集めたんだ?」
武器の数の多さに感心した、真が言った。
「秘密だ。住宅街だから、銃はマズイだろうな…」
光鬼はブツブツ呟き、壁に掛けてあるナイフ四本を手に取り、内二本を真に渡した。
光鬼が持っているナイフはただのナイフではない。魔を払うとされている、魔除けのナイフである。
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