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「おかしいなぁ…」
と真は呟いた。
それに、さっきより寒い……
まさか、後藤大輝のれ……
と思いかけた時、ガチャッという音が鳴った。
真はその方向へ振り向く。
まるで重力の影響を受けてないかのように、ナイフが宙に浮かんでいた。
すると、懐中電灯の光で妖しく輝く凶器が、が真に飛んで来る。
スッ
真の首筋の脇を通り抜けた。
「光鬼!はっ……」
と良い終わる前に、突然リビングにあったテーブルが動きだし、真を壁と挟んだ。
テーブルに手を置き押すが、全く動かない。
まるで、何か見えない力でテーブルを操っているかのようだ。
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