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床を開いた先には、漆黒が広がっていた。
懐中電灯と照らすと、空洞が見える。
「一階と二階の間か。楽しそうだな」
笑いながら言って、跳び降りる。
着地時にメキメキという音がしたが、幸い穴は開かなかった。
と光鬼はあるものを見ける。
それは、長方形の木箱を発見であった。
「見ぃ~っけた」
光鬼は蓋を開ける。
そこには、ナイフが入っていた。
ナイフは鈍く輝いている。
「メイトだ」
ポケットから、120ミリリットルのペットボトルを出し、中に入っている液体をナイフにぶち撒けた。
中身は灯油である。
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