第一話【悪霊が棲む家】

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床を開いた先には、漆黒が広がっていた。 懐中電灯と照らすと、空洞が見える。 「一階と二階の間か。楽しそうだな」 笑いながら言って、跳び降りる。 着地時にメキメキという音がしたが、幸い穴は開かなかった。 と光鬼はあるものを見ける。 それは、長方形の木箱を発見であった。 「見ぃ~っけた」 光鬼は蓋を開ける。 そこには、ナイフが入っていた。 ナイフは鈍く輝いている。 「メイトだ」 ポケットから、120ミリリットルのペットボトルを出し、中に入っている液体をナイフにぶち撒けた。 中身は灯油である。
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