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真は自分の手に置かれたものを見た。
それは、パンであった。
おそらく、光鬼が買って来てくれたのだろう。
パンの袋を開けようとした時、何かを感じ袋を凝視した。
光鬼がまともなものを、買って来るはずがない……
「おい、納豆焼きそばパンってなんだよ!?」
と、思ったことが見事に的中した。
やっぱりか…
「どうだ?うまそうだろ?」
光鬼はニヤニヤして言った。
面白く起こすのは、失敗に終わったけど、これはどうだ?……
「こんなのいらね」
真はポイ、と納豆焼きそばパンを、後部座席に投げた。
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