第二話【森に潜む鬼】

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真は自分の手に置かれたものを見た。 それは、パンであった。 おそらく、光鬼が買って来てくれたのだろう。 パンの袋を開けようとした時、何かを感じ袋を凝視した。 光鬼がまともなものを、買って来るはずがない…… 「おい、納豆焼きそばパンってなんだよ!?」 と、思ったことが見事に的中した。 やっぱりか… 「どうだ?うまそうだろ?」 光鬼はニヤニヤして言った。 面白く起こすのは、失敗に終わったけど、これはどうだ?…… 「こんなのいらね」 真はポイ、と納豆焼きそばパンを、後部座席に投げた。
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