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「ああ、分かった。俺が調べる。光鬼は車で待機しといてくれ」
もちろん、真は光鬼が調べるのが苦手なことを知っている。
「悪ぃな。頼んだぞ」
「分かった」
真はそう言って、車を出て図書館へ向かった。
真の姿が見えなくなると光鬼は、一旦軽く深呼吸する。
さぁて、何して待ってようか……
しばらく、思考を巡らせた。
「そういや、今日の新聞読んでねぇな」
光鬼は車を出て、右斜め前方にあるコンビニへ向かう。
それが、光鬼の思いついた答えであった。
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