第二話【森に潜む鬼】

22/69

23人が本棚に入れています
本棚に追加
/244ページ
「あぁ、分かったよ。これで不安がなくなった」 と、真は半ば適当に返す。 「じゃ、そうと決まれば準備するぞ!」 光鬼は気合い十分だと言わんばかりに、大声で言う。 その横の席で真は、小さくため息をついた。 翌日 事件があった森の入口には丸太でできた家、ログハウスがある。 中へ入ってみると森を小さくした模型や、この辺りの生態のレポートなどあった。 そんな中、ある一ヵ所に集まる男達がいる。 それらは今にも狩りに行くような服装をし手には、猟銃が握られていた。 物々しい雰囲気である。 「あれじゃないか?」 「だな」 新たに二人の男がログハウスに入って来た。
/244ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23人が本棚に入れています
本棚に追加