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収納箱の中は、弁当などに付いてくる、調味料が入っている。
光鬼が手に取った調味料は、からしだった。
気持ち良さそうに寝ている、真の口にからしを大量に入れた。
すると、真の顔が豹変した。あまりの辛さに、眉間にしわがよっているのだ。
「辛ッ!」
真は飛び上がった。それと同時に、口からからしが発射された。
ビシャッと車のガラスに飛び散る。
「よう。お目覚めか」
光鬼は何事もなかったように言った。
「俺の口にからし入れただろ?」
真はティッシュで口のまわりを拭きながら言った。
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