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この仕事をする前は普通に幸せな少年だった
家族がいて…友達がいて…
好きな人がいた
幸せだったはずの俺が親に頭を下げられたのはまだ幼い頃
『ごめん…ごめんね…
お母さん達お金がなくて…
貴方しか…この家を救えないの
明日、大人の人が迎えに来るから…』
信じてた人に…売られたのだ
会えなくなるその前に
好きだったあの人に泣きながら会いに行った
S『明日からね
遠くに行くの』
『そっか…
じゃこれお守り…にして??』
あの人はペンダントとキスをくれた
S「…お守り
取られちゃった…」
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