記憶

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N「そのリーダーに対する異常なほどの信頼はどっからきたのか… きっと…潤くんはリーダーに裏切られたら生きて行けないんでしょうね」 M「あの人は裏切らない」 N「そうじゃなくて…あの人は裏切れないんですよ …でもいつか人を裏切らなきゃいけない選択がくる」 ふふ、と笑ながらお休みなさいと部屋に戻る彼から 銃は外せないまま、 気が抜ければ銃を構えた手が震えた 運命の歯車は動き出したら止まらない そろそろ動き出す 震える手はそれを予想していた
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