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昼飯食ったか?とおじさん。
女の子は首を横に振り、ここで食べようかと思って来たの。何食べるの?と言いながら僕の元へ。
僕は食べれないよ?
流れるような動作で僕を抱き抱え、ただいまと呟く。おかえり、と鳴いてみた。
「んじゃ出前でもとろうか」
お兄さんの声に僕の上からカツ丼ね、というかわいらしい声。
はいはい、と携帯を取り出して、そのまま「カツ丼三つ」と注文をしていた。
「君にはミルクあげるからね」
頭上から降ってくる優しい声に、一安心。
女の子とじゃれあってしばらくすると、チャイムがなってお昼ご飯のご到着。
僕にも朝と同じお皿が出され、ペロペロ舐め始める。これおいしいね。
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