第Ⅰ説―ココハドコ、アナタハダアレ―

3/3
前へ
/10ページ
次へ
確かに困ってはいるのだが、神界から人間界に降りてまだ10分足らず。 ここでこの鈴を鳴らしてしまっては、なんか格好よく出てきた意味なくね?なんて考えている余裕がある分、まだ切羽詰まった状況でもなさそうである。 太陽が自分の真上にあり、現在昼くらいだということは想像がついたが、だからといってどうすることも出来なかった。 ちなみにオフ会の集合場所は秋葉原のとある喫茶店ということだが・・・ かろうじて自分が都内にいることはわかったのでなんとなく人が多い方に歩き始めることにした。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加