流生人

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ブチッ━━ テレビを消し、朝食のトーストを、かじりながら家事を進める。 ブーブーブー… 電話がなっている。 咥えているトーストをおき携帯を手にする。 「はい!どちらさんで…。」 「お!ふみだよな!?」 「田辺か!?久しぶりだなぁー。お前が電話なんて……任務かい?」 《電話の相手は田辺 康だった。 俺と同じ仕事仲間。古くからの友人でもあり、副隊長でもある。 こいつに タメ口が使えるのは、俺と隊長と同じく古くからの仕事仲間の亀井だけだ。》 「するどいな…まぁその通りだ。…だが、今は話したいことがある。ちょっと会えないか?」 「んー…今すぐなら。」 「じゃ基地に来てくれ。」 「わかった、じゃ後でな。」 電話を切ると、 トーストをたいらげ出かける準備をすまし、バイクでひとっ走りした。
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