流生人

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 やっと、口を開いてくれたことに感動を覚える。 「『大地』かぁー…俺の名前は谷口 史彦(タニグチ フミヒコ)だ。……よろしくな!」  大地は小声で答えた。 「……こちらこそ、…よろしく」 「よし、自己紹介はとりあえず終わったな。」  田辺が椅子から重い腰をあげて、そう話す 「じゃぁー……一応~解散!!」 「あれ?任務の話しは!?」  よく、考えればそう。元は任務で呼ばれたのだ。 「おぉ!その事なんだが、用事があるんでちょっとくつろいでまた来てくれ!!」 「あぃよ」 俺は適当に返事をすると、疲れた身体を癒しに風呂場へ向った。
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