第1章 金の亡者

2/11
前へ
/91ページ
次へ
真っ暗な闇の中に光る目が数個、動いている。                《ククク…番頭め、枷屋に泣き付きおったか》 《へぃ。あっし等がこの目で確かめやした》 《枷屋って、何者なんで?》 《ククク…素性は分からんが、我々の味方でないのは確かだな。まぁ、お手並み拝見といくか》                   闇の中から光る目達が消えた。                      
/91ページ

最初のコメントを投稿しよう!

70人が本棚に入れています
本棚に追加