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‐希望亡き明日‐
いつからか空は青を失い
表感情を失う
風だけが一人歩き
存在の意味がわからなくなる…
そして空は空としての広さを失う
雲が架ることもなく
虹が架ることもなく
星月が輝くこともなく
太陽が輝くこともなく
存在がなくなれば空が見ている世界は失われる…
それに関わる者は絶望するだろう
またそれをわかっていてもどうすることもできないそれはさらに辛いだろう
空は存在に意味を求める時間が早すぎて
存在に意味をもつまでの時間が短すぎた…
いつもいつもどうしても上手くいかないのは急ぎすぎたから
そして最終的に与えられたのは罰
とても暗くて狭くて長い罰
もう信じない
何も誰も自身さえも…
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