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そして、しばらくして周護達が再び部室に集まる。
紫苑「全員行く準備が出来たみたいだな」
絢香「…………」
絢香は紫苑を睨み付けている。
周護は紫苑に近付き、紫苑の耳の前で絢香に聞こえないように話し掛ける。
周護「おい。なんか絢香、お前のこと睨んでないか?」
紫苑「さぁな、たぶん気のせいじゃないか?」
里瑠「そーです、いつもの絢香さんです」
周護「なんで里瑠まで?まぁいいさ」
紫苑「では行くぞ」
周護「おう」
桜花「はい」
仁奈「うん♪」
志澄「やれやれ」
里瑠「やる気はありませんが……仕方ありません……」
絢香「…………」
紫苑達は荷物を持ち、部室を出て立ち入り禁止区域の遺跡に向けて歩き出して行った。
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