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絢香はとにかく真っ直ぐ奥まで進んで、そしてとても広い大広間に着く。
そこは祭壇やたくさんの石板や石像があった。
絢香「随分広いわね。にしてもここで行き止まりね」
絢香は祭壇に上った。
絢香「う~ん、別に変わったところはないし、ただの祭壇よね」
祭壇の上から降り、石板など調べる。
絢香「う~ん。全然分かんない。やっぱり私じゃ……ううん。絶対見返すんだかファイトオー!!」
地面の一部が黒く染まり、地面が盛り上がり三匹の黒い狼のようになる。
絢香「ガーディアン!?」
ガーディアンとは重要な遺跡を守る守護者だ
ガーディアン「ガルルゥ!」
絢香(ちっ、仕方ない!)
「ふっ、やってあげようじゃない!」
絢香の右腕の腕輪が光り、鮮やかな赤の身の丈ほど棒となる。
絢香「さぁ、来なさい!!」
絢香はその片手で、棒の後ろを背中に回すように構え持つ。
三匹のガーディアンは絢香の辺りをぐるぐるっと周り様子を伺っていた。
絢香もその様子を目で追い、様子を伺う。
そのうち、一匹が絢香の正面からその鋭い牙を立てて襲い掛かった。
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